いつも笑顔のステキな笑顔クラブの会員の皆さま,笑顔クラブの活動にご協力いただきありがとうございます。
3月11日(金)。1,000年に一度と言われる大きな災害が起こりました。被災者に,何よりも必要なのが衣食住と身の安全です。これらが保証されて初めて笑顔が生まれます。そして,それは義援金や支援物資という形で被災者に届けられています。この現実を見た時に,もし,笑顔クラブに資金力があれば,今回の被災者の方々にもこれらをお届けすることが出来るのではないかと思いました。
今回は,たまたま震災直前に行われた講演会でわずかばかりのプラスが出ましたので,その中からお見舞金を送ることが出来ました。
でも,このタイミングが逆だったとしたら,お見舞金を送るどころではなく,返金手数料や経費などの損失が莫大な金額になっていたところです。現にイベント中止を余儀なくされ大きな損失を被った主催者の方もおられます。
今回の震災を契機に会全体の運営を考えて見ますと,本来考えておかなければいけない課題が沢山あることに気付かされました。災害時に限らず,イベント中にケガをされる方が出たり,体調を崩される方が出た場合の補償や物損事故の補償などもそうです。そういう不測の事態が発生することは考えもせずに会を運営して来ました。お蔭様で今までは大きな事故やトラブルに見舞われることもなく済んでおります。勿論,そういうことはあってはならないことですが,会員数も増え,今後も会員が増え続けることを考えると,様々な保険費用なども必要になって来ることと思います。今すでに発生している事務所代や事務機器代・事務用品代などといったいわゆる事務経費・HPの制作や運用に関わる費用など以外に,益々お金が必要になる場面は多くなって来ることが予想されます。
そこで,笑顔クラブも会費制度の導入をしてはどうかという声が,会員からも多数上がって来ました。将来的に,例えば病気の子どもの家族を支援している『ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン』のような公益財団法人を目指すことを考えると,会員が皆で負担をし合うことで,より社会にも役立つ活動の展開が出来るようになると思っています。また公益財団法人になれば,今回の様な災害時にも多額の義援金をお送り出来ますし,更に地方支部を持つことで直接的に現地での支援活動も可能になるだろうと思います。
事実,認定NPO法人の条件が3,000円以上の年会費を支払っている会員で構成されていることとなっており,多くの公益法人が月会費数千円~数万円,場合によってはそれ以上の会費を支払う会員さんによって成り立っております。認定NPO法人や公益財団法人になることで,税制の優遇措置も受けられ,皆さまからの会費もより有効に活用することが可能になります。また,社会的にも認められる存在として活動がし易くなります。
今までは耕す段階でしたが,これからは皆さまからお預かりした種を大きく育てて沢山の笑顔の実りを得られる活動を続けていきたいと思っております。
上記により,今回,皆さまのご意見をお伺いしたくアンケートを実施することに致します。是非,ご理解の上ご協力を宜しくお願い致します。